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シラバス

電気工学科 2025年度入学生

科目名 自動制御Ⅱ 作成日 2025/03/20
区分 必修 講義
開催時期 2年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 フィードバック制御の基本原理と伝達関数の意味を理解する。
到達目標 基本構成を理解し、基本的なシステムがわかること。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 50%  %  % 50%  %  %  %  %
評価基準
①フィードバック制御について説明できること。 ②伝達関数について説明できること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 山路 哲平
テキスト・参考文献 自動制御
実務経験有無  
  
関連科目 電気数学、電気回路  履修前提   

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 フィードバック制御の概要を説明出来る。  フィードバック制御に必要な知識及び各種要素を学ぶ。その上で、目標値に応じたフィードバック制御の分類及び、システム構成例とブロック線図の概要について学ぶ。 
【理解度確認】 
2 フィードバック制御の分類を説明出来る。  フィードバック制御における二位置制御の動作と特性、PID制御における各動作の役割を学習する。 
【理解度確認】 
3 ブロック線図の各要素の計算方法を実践出来る。  ブロック線図における各部の計算方法の考え方や、伝達関数の表し方を学ぶ。 
【理解度確認】 
4 ブロック線図の伝達関数を導出することが出来る。  様々なブロック線図における伝達関数の導出方法を、演習形式で学ぶ。 
【理解度確認】 
5 周波数特性と周波数伝達関数について説明出来る。  周波数応答の意義と考え方を学ぶ。また、解析に必要な対数計算及びベクトルの考え方を復習する。 
【理解度確認】 
6 周波数伝達関数を導出出来る。  RLC回路における周波数伝達関数の導出方法を学ぶ。さらに、伝達関数のゲインや位相差の計算方法を演習形式で学ぶ。 
【理解度確認】 
7 周波数伝達関数からベクトル軌跡を書くことが出来る。  導出した周波数伝達関数を用いて、一次遅れ系のベクトル軌跡を書く方法を学ぶ。 
【理解度確認】 
8 ここまで学んだ内容について説明または計算することが出来る。  ここまでの内容を演習形式で復習する。 
【理解度確認】 
9 ボード線図の概要を説明出来る。 ボード線図のうちゲインのグラフの概形を書くことが出来る。  ボード線図の意義と考え方を学ぶ。さらに、ゲインのグラフの書き方や折れ点周波数の意味について学ぶ。 
【理解度確認】 
10 ゲイン余裕や位相余裕の意味を説明出来る。 ベクトル軌跡を用いた安定判別方法を実践出来る。  ブロック線図における一巡伝達関数の意味を確認し、システムの安定との関係について学ぶ。さらに、ナイキストの安定判別法を用いて、安定性の確認方法を学ぶ。 
【理解度確認】 
11 過渡応答の意味を説明出来る。 ラプラス変換表を用いて、時間関数とラプラス関数を変換出来る。  過渡応答を確認する意義や、見るべきポイントについて学ぶ。また、ラプラス変換表及び部分分数分解を用いて、主にラプラス関数を時間関数に逆変換する方法を演習形式で学ぶ。 
【理解度確認】 
12 定常偏差を計算することが出来る。  極限値の計算方法を復習した上で、制御系における定常偏差を最終値の定理を用いて導出する方法を学ぶ。 
【理解度確認】 
13 行列式を計算することが出来る。 伝達関数の極と安定の関係について説明出来る。  安定度計算で用いる行列式の計算方法を復習する。その上で、伝達関数における極・零点・特性方程式の意味や、安定判別との関係性について学ぶ。 
【理解度確認】 
14 特性方程式を用いて制御系の安定判別が出来る。  安定判別の手順について確認した上で、主にフルビッツの法則を用いた安定判別方法を演習形式で学ぶ。 
【理解度確認】 
15 ここまで学んだ内容について説明または計算することが出来る。  ここまでの内容を演習形式で復習する。 
【理解度確認】