授業計画 |
回数 |
学習目標 |
学習項目 |
1 |
資格試験での計測分野について概要を理解出来る。
単位と指数の取り扱いを理解出来る。 |
計測機器の概要、関連資格について学ぶ。また、計測分野で扱う諸量の量記号と単位記号を学び、指数の取り扱いを問題演習で習得する。 |
【理解度確認】演習問題 |
2 |
測定に使う計器の種類と測定方法を理解出来る。 |
多くの測定に使う電圧計、電流計の使い方を確認する。加えて、電気回路図ごとの計器の接続方法を演習形式で確認する。 |
【理解度確認】演習問題 |
3 |
アナログ計器の目盛を読むことが出来る。
テスターの機能と使い方を理解出来る。 |
アナログ計器の目盛の読み方を演習形式で確認する。また、テスターに備わっている機能と使い方、特に抵抗目盛の読み方を習得する。 |
【理解度確認】演習問題 |
4 |
電流を測定するクランプメーターの動きを理解出来る。
ここまで出てきた計器の使い方を理解出来る。 |
電気の流れと磁気の関係、及び漏れ電流の概要を確認し、クランプメーターの使い方を学習する。また、計器の接続方法を復習する。 |
【理解度確認】演習問題 |
5 |
オームの法則を用いた回路計算を解くことが出来る。 |
電気の基本的な流れとして、オームの法則や、分圧分流法則を確認する。 |
【理解度確認】演習問題 |
6 |
分流器と直列抵抗器の計算が出来る。 |
計測器の測定レンジを変化させる分流器及び直列抵抗器の接続方法と、計算方法について学習する。 |
【理解度確認】演習問題 |
7 |
連立方程式の解を計算で求めることが出来る。
多レンジ電圧計と電流計の構造を計算で求めることが出来る。 |
一次方程式及び連立方程式の解法を演習形式で確認する。その上で、多レンジ計器の構造及び立式を確認し、方程式の計算により内部の抵抗値を求める方法を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
8 |
ここまでの計算方法を実践出来る。
電力計の接続方法について理解出来る。 |
ここまで学んだ分流器、直列抵抗器の計算方法を復習する。また、電圧計と電流計の接続方法を復習し、電力計の仕組みと接続方法を学習する。 |
【理解度確認】演習問題 |
9 |
静電力と電磁力の基本的な考え方を説明出来る。
測定原理による計器の種類について、概要を理解出来る。 |
静電界及び磁界により生じる力について、大きさや方向などの原理を確認する。その上で計器の測定原理の概要、及び名称と記号の対応を学習する。 |
【理解度確認】演習問題 |
10 |
測定原理による計器の種類について、概要を理解出来る。 |
前回に続き、各種計器の測定原理の概要、及び名称と記号の対応を学習する。 |
【理解度確認】演習問題 |
11 |
測定誤差の分類と計算方法を理解出来る。
測定器の階級と誤差の大きさの関係を説明出来る。 |
測定誤差の生じる要因について学び、誤差と誤差率の大きさの計算方法を確認する。あわせて、測定器ごとの階級と用途、階級と誤差率の関係及び、正確な測定方法の考え方を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
12 |
有効数字の扱い方について理解出来る。 |
加減算及び乗除算における有効数字の扱い方を確認する。 |
【理解度確認】演習問題 |
13 |
偏位法と零位法の違いについて理解出来る。
直流ブリッジ回路の計算が出来る。 |
ブリッジ回路を用いた偏位法と零位法の違いを確認する。また、直流ブリッジ回路の概要と計算方法を演習問題により学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |
14 |
高圧受変電設備の概要を理解出来る。 |
三相回路の電気の流れ方や、高圧受変電設備の概要について、単線図及び複線図の変換を確認しつつ学習する。 |
【理解度確認】演習問題 |
15 |
高圧受変電設備に使われる計測器の動作・役割を説明出来る。 |
前回に続き、高圧受変電設備の機器構成を確認する。その上で、各種機器の役割や電圧・電流の計測方法、管理方法を学ぶ。 |
【理解度確認】演習問題 |