1. トップ
  2. 学校紹介
  3. 情報公開
  4. 学科情報
  5. シラバス - 科目一覧

シラバス

Webデザイン科 2026年度入学生

科目名 Webライティング技法 作成日 2026/03/16
区分 必修 演習
開催時期・標準履修年次 2年次 前期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 Web業界のプロとして必要な「ライティングスキル」を習得する。 同時に、ビジネスパースンに不可欠な「文章によるコミュケーションの能力」を身に付ける。
到達目標 ・企業の目的(顧客創造)を説明できる ・消費者インサイトを具体的に言語化できる ・企業目的とインサイトを接続できる ・様々な文章作成方法を使い分け、行動喚起につながるWeb用文章を設計できる ・文章の完成度を高めるために生成AIを適切に活用できる

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  %  % 80%  %  %  % 20%
評価基準
・企業の目的を理解した着想力 ・消費者インサイトを発見する洞察力 ・相手に伝わりやすく組み立てる構成力 ・簡潔で読みやすい文章として書き切る記述力 ・授業の流れに沿って主体的に取り組む姿勢 ・文章の完成度を高めるための適切な生成AIの活用
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 江藤 正典
テキスト・参考文献 教材:オリジナルスライド 参考文献:デジタル時代の実践スキル Webライティング(佐々木ゴウ)
実務経験有無  
広告会社における35年以上の職歴とクリエイターとしての社内外での活動の中で、様々なプロジェクトのディレクションに携わる。「人や物事を動かすには言葉から」と考え、キャッチフレーズ・広告コピー・ビジネス企画・コンセプトシート・プレゼン資料・教育資料・論文・メルマガ・メール交渉など、必要に応じて様々な場面で文章を書いてきた。その経験と、アートディレクターとして培ってきた「引き出す力」を活かし授業を行う。 
授業外学習
(予習・復習等)
授業内で学んだ様々な文章作成の方法を復習し課題作成を通じて実践する。 情報収集や文字校正など完成度を高めるための生成AIの活用を認めるが、コンテンツ自体は自分で考える。  履修前提
※自由選択科目のみ記載
  

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 企業の目的: 企業活動におけるWebの役割を理解し、Webライティングが企業の目的達成に関わる重要な要素であることを理解できるようになる。  ・言葉によるコミュニケーションの意味や目的、および講義全体のオリエンテーション ・企業の目的(顧客創造)とWebサイトの役割についての整理 ・企業と顧客との関係構築の重要性とWebサイトの存在意義(既存Webサイト分析) ・「売る」ではなく「関係をつくる」へ 
【理解度確認】個人課題の提出と講評
2 消費者のインサイト: 消費者のニーズと背景にある動機(インサイト)の違いを理解し、ターゲットの立場に立って考えることができるようになる。  ・消費者ニーズと消費者インサイトの違い ・意思決定の心理構造 ・「なぜ?」を重ねる思考法(隠されたインサイトを洞察する) ・身近な事例の分析 
【理解度確認】個人課題の提出と講評
3 メッセージ: 企業価値と消費者インサイトを接続する方法を学び、伝えるべきメッセージについての判断ができるようになる。  ・提供価値の設計 ・「誰に」「何を」「なぜ伝えるか」 ・提供価値の明確化(意味のあるメッセージとは何か) ・企画シートを用いた方向性のまとめ方 
【理解度確認】個人課題の提出と講評
4 生成AIの活用: AIツールを目的に応じて活用するメソッドを身につけ、 人の領域と生成AIの領域を正しく理解し、使い分けることができるようになる。  ・AIの特性と活用場面(AIの強みと限界) ・プロンプト作成の基本(目的を持った活用) ・最終判断は人が行う重要性の理解 ・生成文の確認と修正方法 
【理解度確認】個人課題の提出と講評
5 文章構成法 ①: SDS法の仕組みと組み立て方を理解し、要点を簡潔に整理した文章が書けるようになる。  ・SDS法(Summary/Details/Summary) ・Webにおける読みやすさ ・情報の整理と削る姿勢 ・SDS文章作成演習 
【理解度確認】個人課題の提出と講評
6 文章構成法 ②: PREP法の仕組みと組み立て方を理解し、説得力のある文章が書けるようになる。  ・PREP法(Point/Reason/Example/Point) ・理由と具体例の提示方法 ・説得する相手の立場を意識した文章構成 ・PREP法の文章作成の演習 
【理解度確認】個人課題の提出と講評
7 文章構成法 ③: 企画書やWebページなど、説得と行動喚起を目的とする際に役立つ「PiREmPa」の仕組みを理解し、基本構造を組み立てられるようになる。  ・PREP法の発展形(i/m/aを加える意味) ・PiREmPa(Point/information/Reason/Example/method/Point/action) ・目的から行動喚起までを一つにつなげる方法 ・構成ラフの作成(Webページ全体の心理導線設計) 
【理解度確認】個人課題の提出と講評
8 文章構成法 ④: 感情に訴えかけるストーリー性を取り入れた構成(起承転結)で文章が書けるようになる。  ・起承転結の効果的な使用法 ・起承転結の構造 ・共感を生む状況設定(体験談の取り入れ方など) ・ストーリー文章演習 
【理解度確認】個人課題の提出と講評
9 キャッチコピー: 読者の興味を引くために、様々なアプローチからのキャッチコピーを作成できるようになる。  ・基本的な型(ベネフィット型/問いかけ型/インサイト直撃型等) ・ターゲットを意識した表現 ・複数案の制作方法と比較選別の方法 ・複数の切り口からのキャッチコピー演習 
【理解度確認】個人課題の提出と講評
10 ボディコピー: 読者を行動へ導く本文(ボディコピー)の役目を理解し、相応しいまとめ方で文章を書くことができるようになる。  ・基本的な流れの理解(共感から問題解決の提示へ) ・不安への配慮 ・ミニLP形式での文章構成の作成演習 (キャッチ、リード文、解決策、特徴・メリット、事例・口コミ、行動喚起)  
【理解度確認】個人課題の提出と講評
11 まとめと総括: 企業の目的と消費者理解を踏まえた文章設計の意義を説明できる。  ・企業活動におけるWebライティングの役割の再確認(目的と倫理) ・消費者理解を前提としたメッセージ設計の重要性 ・テクニックと目的の関係整理 ・これまでの課題を振り返り改善点などについてディスカッション 
【理解度確認】ディスカッションと発表
12 Webライティング実践 ①: Webサイトのコピー制作に対して、企業目的とターゲットインサイトを整理し、コンテンツの基本設計ができる。  Webライティングの組み立て ① ・6W2H/一枚企画書/イメージマップからの分析と洞察 ・企業目的の整理とターゲットインサイトの明確化 ・設計書の作成 
【理解度確認】設計書提出
13 Webライティング実践 ②: Webサイトのコピー制作に対して、コンテンツの基本設計をもとに、コンテンツ全体の構造を設計できるようになる。  Webライティングの組み立て ② ・「PiREmPa」各項目への内容の振り分け方 ・心理的流れの理解 ・構造の設計と調整 
【理解度確認】構成完成版提出
14 Webライティング実践 ③: コンテンツの構造設計に基づいてWebサイトの全文章を完成し推敲できるようになる。生成AIの効果的な補助活用もできるようになる。  Webライティングの組み立て ③ ・タイトル/見出し/小見出しの設計 ・文章化 ・推敲方法(AIの補助的活用) 
【理解度確認】最終原稿提出
15 Webライティング実践 ④: 制作物の発表と講評を通じて、より良く改善できるスタイルを持てるようになる。  Webライティングの組み立て ④ ・最終発表/講評 ・授業全体の振り返り ・Webライティングから、Webマーケティング、広告デザインへと続く流れについて 
【理解度確認】成果発表と全体の振り返り