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シラバス

Webデザイン科 2026年度入学生

科目名 Webアプリケーション制作Ⅱ 作成日 2026/03/16
区分 必修 演習
開催時期・標準履修年次 2年次 前期
講義・演習駒数/週 3駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 3駒
総時間数 90時間
総単位数 6単位
企業連携
授業の目的 本授業は、AI支援開発環境を活用しながらモバイルアプリケーションを設計・実装する能力を養うことを目的とする。 学生はExpoを用いたモバイル開発の基礎から、API連携、状態管理、データ永続化、オフライン設計などの実践的技術を段階的に学び、最終的に自ら企画したアプリケーションを完成させる。 また、AI生成コードをそのまま利用するのではなく、 ・技術選定の妥当性 ・ライブラリの選定や妥当性の検証 ・API利用規約や著作権 などを含めて批判的に評価する能力を養う。 これにより、学生が AI時代において主体的に設計判断ができ、AIと共創できる開発者になることを目標とする。
到達目標 ① モバイルアプリ設計能力(理解・総合) モバイルUXの特性を理解し、アプリの構造(画面遷移・状態管理・データ設計)を論理的に設計できる。 ② モバイルアプリ実装能力(適用) AIツールを活用しながら、Expo環境で動作するモバイルアプリを実装できる。 ③ 状態管理・データ設計能力(適用・総合) 状態管理・永続化・API連携を組み合わせ、実用的なアプリのデータ設計を構築できる。 ④ 技術評価能力(評価) AI提案やライブラリの健全性を批判的に評価し、技術選定理由を説明できる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合  %  % 15% 15% 50%  % 10% 10%
評価基準
①モバイルアプリの体験価値を言語化し、アプリの構造(画面遷移・状態管理・データ設計)を論理的に設計できること ②Expo環境を用いて実機で動作するモバイルアプリを実装できること ③API連携や状態管理を適切に組み合わせ、実用的なアプリのデータ構造を構築できること ④AIツールを活用しながらアプリ開発を進めることができること ⑤使用する技術やライブラリの選定理由を説明できること
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 川島 温哉
テキスト・参考文献 オリジナル教材
実務経験有無  
Webアプリケーションやスマートフォンアプリの開発に従事した実務経験がある。その経験から得た知識やスキルを活かして、本科目のアプリ開発に対する実践的な教育を行う。  
授業外学習
(予習・復習等)
1. 予習(授業前学習) 授業前に基本概念を理解しておくことで、授業中の実装演習をスムーズに進めることができる。 予習の方法(例) ① 技術概要の確認 次回授業で扱う技術について、公式ドキュメントや解説記事を読み、基本概念を理解する。 ② AIツールを用いた概念整理 AIに質問して技術の概要や新しく出てくる用語を整理する。 2. 復習(授業後学習) 授業で作成したコードを自分で再構築し、理解を定着させる。 復習の方法(例) ① コードの再実装 授業で作成したコードを見ずに再度実装する。 (例) API取得処理を自分で書き直す ナビゲーション構造を再構築する 再実装することで、構造理解を深める。 ② 機能の小さな拡張 授業で作成したアプリに小さな機能を追加する。 (例) お気に入り機能を追加 ローディング表示を改善 UIを変更   履修前提
※自由選択科目のみ記載
Webアプリケーション l 

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 AIと人間の責任境界を説明できる(理解・同定) モバイルアプリの体験価値を言語化できる(総合) AI駆動開発の基本概念を説明できる(記憶・理解)  AI駆動開発の本質 モバイルUXの特性 アイディアの発想 
【理解度確認】アプリ企画案の提出
2 Expo環境を構築し実機で動作確認できる(適用) Expoプロジェクトの基本構造を説明できる(理解) 開発環境の準備ができる(総合)  Expo初期設定 AI駆動開発の準備 プロジェクト構造理解 
【理解度確認】課題
3 AIを用いてアプリ骨格を生成できる(適用) Stack / Tabナビゲーションの設計意図を説明できる(理解) アプリ全体構造を設計できる(総合)  Antigravityによる生成 Stack構造 Tab構造 全体構造の指示方法 
【理解度確認】プロジェクトの提出
4 SDK不整合の原因を特定できる(同定) エラーメッセージを読み取り問題を分析できる(理解・評価) バージョン不整合を修正できる(適用)  バージョン確認 非推奨API判定 エラー読解 
【理解度確認】課題
5 APIからデータ取得を実装できる(適用) ローディング状態を設計できる(総合) データ取得と画面遷移を統合できる(総合)  fetch実装 ローディング設計 一覧→詳細遷移 
【理解度確認】課題
6 UI状態とサーバー状態を分類できる(同定) グローバル状態管理を設計できる(総合) 状態設計のアンチパターンを説明できる(評価)  UI状態/サーバー状態 Zustandストア作成 画面間共有 設計アンチパターン 
【理解度確認】課題
7 AsyncStorageを用いた手動永続化を実装できる(適用) persistミドルウェアの仕組みを説明できる(理解) 手動実装とミドルウェアの設計差を評価できる(評価)  AsyncStorageで手動保存(getItem / setItem) 問題点整理(重複コード・同期タイミング) Zustand persistミドルウェア導入 設計比較と責任分離 
【理解度確認】手動版とpersist版の差分レポート提出
8 保存方式を選定できる(評価) Optimistic UIを設計できる(総合) オフライン時のデータ整合性を設計できる(総合)  SQLiteの役割 キャッシュ戦略 Optimistic UI ロールバック設計 
【理解度確認】課題:オフライン対応機能追加
9 Firebaseとアプリを接続できる(適用) APIキーを安全に管理できる(適用) 環境変数管理の重要性を説明できる(理解)  Firestore接続 Google認証 .env管理 キー露出リスク 
【理解度確認】課題:認証実装+環境変数確認
10 バグの再現条件を特定できる(同定) ログを分析して原因を推定できる(評価) 状態管理バグを修正できる(適用)  ナビデバッグ ログ解析 状態破壊バグ追跡 
【理解度確認】模擬バグ修正
11 端末機能(カメラ・位置情報)を安全に実装できる(適用) アプリUIアセットを設計できる(総合) 公開前に必要な設定を説明できる(理解)  カメラ/位置情報 パーミッション設計 アイコン差し替え スプラッシュ画面設定 公開時の最低限注意  
【理解度確認】課題:アイコン&スプラッシュ差し替え提出
12 AIの提案を批判的に検討できる(評価) ライブラリの健全性を評価できる(評価) OSSの継続性リスクを判断できる(評価)  著作権 API規約 Deprecatedライブラリの見抜き方 GitHub更新履歴の確認方法 メンテ終了リスク 
【理解度確認】AI提案アーキテクチャおよび、ライブラリの健全性分析レポート
13 アプリMVPを定義できる(総合) 状態管理構成を論理的に設計できる(総合) データ構造を設計できる(総合)  MVP定義 Zustand構成図 データ設計 
【理解度確認】設計書提出
14 AIツールを活用してアプリを実装できる(適用) 実用レベルまで機能を完成させることができる(適用) UX改善を行える(評価)  AI活用実装 デバッグ UX改善 
【理解度確認】課題
15 技術選定理由を説明できる(理解・評価) 状態管理設計の妥当性を論証できる(評価) 開発プロセスを振り返り統合的に説明できる(総合)  プレゼン 相互評価 技術振り返り 
【理解度確認】発表+総括レポート