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シラバス

Webデザイン科 2026年度入学生

科目名 HTML & CSS実習 作成日 2026/03/16
区分 必修 演習
開催時期・標準履修年次 1年次 前期
講義・演習駒数/週 4駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 4駒
総時間数 120時間
総単位数 8単位
企業連携
授業の目的 Web技術の基礎であるHTML/CSSの原理原則(DOMツリー、ボックスモデル、カスケード等)を理解し、HTMLやMarkdownを用いて論理的な文書設計ができる能力を養う。また、AIを適切に活用し、多様なデバイスや環境に適応したアクセシブルなWebコンテンツを制作できる能力を身につける。
到達目標 情報の構造化能力: 与えられた情報をMarkdownおよびセマンティックなHTMLを用いて、適切な形に構造化できる AIとの協働(対話・批評)能力: AIツール(ChatGPT, Claude, Antigravity等)に対し、意図した構造やデザインを実現するための的確な指示(プロンプト)を出し、出力されたコードの妥当性を自ら判断し評価・修正できる。 論理的なデバッグ能力: ブラウザのデベロッパーツール(DevTools)を駆使し、意図しない表示の原因が「HTMLの構造」にあるのか「CSSの継承・詳細度」にあるのかを特定し、論理的に解決できる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 30% 10% 10% 10% 30%  %  % 10%
評価基準
①文章構造に沿った適切なマークアップおよびマークダウンができること。 ②CSSを使って多様なデバイスや環境に対応した、情報が正しく伝わるアクセシブルなWebコンテンツを制作が出来ること。 ③WebにおけるHTML・CSS・JSのそれぞれの役割を理解し、AIを適切に活用して制作ができること。
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 川島 温哉
テキスト・参考文献 オリジナル教材
実務経験有無  
Webディレクター、フロントエンドエンジニアとして数々の企業サイトの構築に従事。その経験から本科目の実習において現場で使えるスキルを身につけられるよう実践的な教育を行う。  
授業外学習
(予習・復習等)
【予習の進め方】 キーワードの「概念」調査: 次回扱うテーマ(例:Flexbox、詳細度、DOM等)について、教科書、公式ドキュメント(MDN)や技術ブログを流し読みし、「何ができるものか」を把握しておく。 【復習の進め方】 授業中に作成したコードや内容を再び自分一人でやってみる。理解できなかったキーワードや概念はAIを用いて復習を行い、理解できるようにしておく。  履修前提
※自由選択科目のみ記載
  

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ・Webページ表示の流れを図示できる(記憶・総合) ・Markdownで階層構造を持つ文章を書ける(適用) ・見出しレベルの誤用を識別できる(同定)  ・Webページが表示される流れ(HTML→DOM→CSS→描画) ・HTMLの役割、基本構造(html, head, body) ・Markdownによる文章構造化(見出し・リスト・引用) ・アウトライン設計の基本 ・VS Codeの基本操作、Markdown Previewの導入 
【理解度確認】課題:与えられた文章をMarkdownで階層化
2 Markdown要素と対応するHTMLタグを列挙できる(記憶) HTMLからDOMツリーを図示できる(適用) 不適切なタグのネストを識別できる(同定)  HTML基本構造(html, head, body) MarkdownとHTMLタグの対応関係 DOMツリーの概念 Chrome DevToolsでDOM構造確認 
【理解度確認】課題:壊れたHTMLを修正し正しい構造に直す。それのDOMツリーを図で書く
3 用途に応じて適切なセマンティックタグを適用できる(適用) セマンティック誤用を識別できる(同定) スクリーンリーダー視点で問題点を説明できる(総合) alt文を評価できる(評価)  セマンティックタグ(header, nav, main, section, article, footer) 情報設計と意味論 スクリーンリーダーの読み上げ概念 代替テキストの作成と批評 
【理解度確認】レポート:altの問題点分析(200〜300字)して提出
4 相対パスと絶対パスを適切に使い分けられる(適用) パスエラーの原因を特定できる(評価) 情報構造に基づいたリンク構造を設計できる(総合) リンク切れを識別できる(同定)  相対パスと絶対パスの原理 aタグ、imgタグの属性 ディレクトリ構造設計 リンクエラーのデバッグ手法 サイト内ナビゲーション設計 
【理解度確認】小テスト:HTMLのマークアップ、パス解決問題
5 HTMLのみで構造設計できる(適用) ローカルリポジトリを作成し、Gitで初回コミットを実行できる(適用) 自分の文章構造設計意図を説明できる(総合)  サイト全体の構造設計 文章をHTMLで構造化 Git初期導入(init, add, commit) 
【理解度確認】提出物:自己紹介サイト(HTMLのみ)、 Gitログ提出、自己評価コメント(構造の意図を説明)
6 ボックスモデルを図示できる(記憶) margin/padding変更後の表示を予測できる(適用) DevToolsでボックス情報を確認できる(適用) セレクタを適切に記述できる(適用)  CSSの役割(構造と見た目の分離) セレクタ基礎 ボックスモデル(content, padding, border, margin) DevToolsでボックス確認 
【理解度確認】小テスト:ボックスサイズ計算問題 課題:指定通り余白を再現
7 セレクタの詳細度を比較できる(同定) セレクタによる上書き結果を予測できる(適用) CSS競合の原因を特定できる(評価) !important使用の妥当性を評価できる(評価) DevToolsで適用されているCSSを確認できる(同定)  カスケードの概念 セレクタ詳細度(specificity) 継承 !importantの影響 DevToolsでのスタイル確認 
【理解度確認】小テスト:競合するスタイル上書き問題の解決
8 FlexboxとCSS Gridを用途別に分類できる(同定) 指定レイアウトを再現できる(適用) レイアウト設計意図を説明できる(総合)  Flexbox(一次元レイアウト) CSS Grid(二次元レイアウト) よく使うパターン(中央揃え、ナビゲーション、カード)  
【理解度確認】実技小テスト: レイアウト作成
9 blockとinlineを分類できる(同定) 通常フローの挙動を説明できる(総合) position適用後の配置を予測できる(適用) display変更による変化を説明できる(総合)  block要素とinline要素 通常フローの概念 displayプロパティ position(static, relative, absolute, fixed) 
【理解度確認】課題:指定レイアウト再現
10 メディアクエリを書ける(適用) モバイルファーストでCSSを設計できる(適用) 指定条件でレイアウト変化を予測できる(適用) DevToolsで画面幅変更時の挙動を確認できる(適用) ブレイクポイント設計理由を説明できる(総合)  モバイルファースト設計 メディアクエリの構文 ブレイクポイント設計の原則 ビューポート設定 DevToolsでのデバイスエミュレーション 
【理解度確認】課題:既存ページを2段階レスポンシブ化
11 見出し階層を視覚的に設計できる(適用) 擬似クラス(:hoverや:last-child等)を実装できる(適用) 擬似要素(::afterや::before等)を実装できる(適用) UI改善案を提案できる(評価) 視認性の観点からデザインを説明できる(総合)  余白設計、タイポグラフィ階層設計の原則 疑似クラスの利用(:hover, :last-child等) 疑似要素の利用(::after, ::before等) 擬似要素の利用 コントラスト比の基礎  
【理解度確認】課題:UIとコントラストの改善
12 AntigravityやGitHub Copilot ProによるAI提案生成と活用(適用) AIのセキュリティリスクについて説明できる (適用) AIを活用した制作フローができる(総合)  Antigiravityの基本(AIの活用) Gemini、Claudeの違い Planモードの使い方 mdファイルとskillsの基本 セキュリティと危険性 
【理解度確認】実技試験:AIを使った簡単なサイト制作
13 サイト目的を文章で定義できる(記憶・総合) サイトマップを作成できる(総合) コンテンツ構造をMarkdownで記述できる(適用) 情報設計意図を説明できる(総合) AI助言の採否を判断できる(評価)  総合制作(企画・情報設計) ・ターゲット定義 ・コンテンツ / 情報設計 ・サイトの全体構造 / UIの設計 
【理解度確認】設計批評(ピアレビュー)→レポートにまとめて提出
14 DevToolsで問題箇所を特定できる(適用) CSS競合原因を説明できる(総合) AIを活用した修正が出来る(適用) 修正前後の差異を説明できる(総合)  総合制作(実装・デバッグ) ・HTML/CSS統合 ・DevToolsによるデバッグ ・レスポンシブ最終調整 ・AIの活用 
【理解度確認】実装批評(ピアレビュー)→レポートにまとめて提出
15 制作意図を論理的に説明できる(総合) 他者作品を客観的に批評できる(評価) 自己の改善点を言語化できる(総合)  ・作品プレセンテーション (企画内容、制作過程、工夫点) ・改善案の作成 
【理解度確認】プレゼンテーション、最終振り返りレポート(800字)