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シラバス

Webデザイン科 2026年度入学生

科目名 サイト設計 作成日 2026/03/16
区分 必修 演習
開催時期・標準履修年次 1年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携
授業の目的 Webサイト構築のプロセスを体系的に理解し、 ユーザー理解に基づいた企画・設計を行い、AIを適切かつ倫理的に活用しながら、実務水準で設計判断ができる力を養うことを目的とする。 単に成果物を作るのではなく、 ・自ら問いを立てる ・設計の妥当性を検証する ・AIの出力を批判的に評価する という、現代のWeb制作者に求められる総合的思考力の獲得を目指す。
到達目標 ・ユーザー調査に基づき、検証可能な設計問いを構築できる。 ・ペルソナ・情報構造・UI設計を統合し、一貫性のあるWebサイト設計ができる。 ・アクセシビリティおよびHCDの観点からUIを評価・改善できる。 ・AIツールを活用しつつ、その出力の妥当性・法的リスク・倫理的問題を評価できる。 ・設計意図と判断根拠を論理的に説明できる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 40%  % 10% 10% 30%  %  % 10%
評価基準
コミュニケーションを適切に行えているか
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 川島 温哉
テキスト・参考文献 プロセス・オブ・UI/UX[UXデザイン編] 実践形式で学ぶリサーチからユーザー調査・企画・要件定義・改善まで 【翔泳社】
実務経験有無  
Webディレクター・フロントエンドエンジニアとして数々の企業サイトの制作・運用に従事。その経験を基に実践的な授業を行う  
授業外学習
(予習・復習等)
1. 予習(各回30分程度) ・指定資料・事例サイトを閲覧 ・次回テーマに関する「問い」を1つ考えてくる ・AIを用いて関連情報を収集し、出力の妥当性を自分で確認する ※目的は「答えを調べる」ことではなく、「問いを準備する」こと。 2. 復習(各回60分程度) ・授業内で作成した成果物を再整理 ・授業で学んだ内容や、指摘された改善点を反映 ・「今回立てた問いは妥当だったか」を振り返る ・AIを使った場合、その出力の信頼性を再検証する  履修前提
※自由選択科目のみ記載
  

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 ・Webサイトの役割を説明できる(記憶) ・AI活用に伴う主なリスクを識別できる(同定) ・AI利用の是非を根拠をもって評価できる(評価)  ・Webサイトの役割 ・近年の生成AI発展によるWebへの影響 ・著作権・個人情報・責任所在の基礎 ・問いの立て方(価値を問う視点) 
【理解度確認】課題
2 ・Web制作ワークフローを説明できる(理解) ・各工程の目的を説明できる(理解) ・曖昧な依頼を設計課題へ変換できる(適用) ・本質的な設計問いを構築できる(総合)  ・企画→設計→制作→公開 / 運用の流れ ・課題と問いの違い ・良い問いの条件(具体性・検証可能性) ・AIを使った課題整理の限界 
【理解度確認】課題
3 ・代表的なユーザー調査手法を説明できる(記憶) ・目的に応じた調査方法を選択できる(適用) ・AI生成データの信頼性を評価できる(評価) ・調査設計の問いを構築できる(総合)  ・定量/定性の違い ・質問設計の基本 ・バイアスの概念 ・AIによる仮想ユーザー分析の検証 
【理解度確認】課題:特定サービスの改善のためのインタビュー質問を3問設計し、その意図を説明。
4 ・HCDの基本概念を説明できる(記憶) ・ユーザー課題を構造化できる(適用) ・AI提案の妥当性を評価できる(評価) ・「誰のどんな問題を解決するか」を明確化できる(総合)  ・人間中心設計の考え方 ・課題抽出と仮説立案 ・ダブルダイヤモンドプロセスの考え方 ・価値提案の明確化 
【理解度確認】課題:「誰の・どんな問題を・どう解決するか」を1枚に整理
5 ・ペルソナの役割を説明できる(記憶) ・適切なペルソナを設計できる(適用) ・ユーザーを適切に分類できる(同定) ・AIが出した情報を批判的に評価できる(評価)  ・ユーザーのゴールとクライアントのゴールの考え方 ・ペルソナ設計の条件(具体性・検証可能性) ・AIの効果的な利用方法 
【理解度確認】課題:ペルソナの作成+妥当性自己評価(300字)。
6 ・情報設計の基本概念を説明できる(記憶) ・サイト構造を設計できる(適用) ・構造の妥当性を評価できる(評価) ・ユーザー行動に基づき再設計できる(総合)  ・情報アーキテクチャの基本 ・階層構造の原則 ・迷いの原因(マジカルナンバー7±2) ・AI分類結果の検証 
【理解度確認】課題:設計ドキュメントの作成
7 ・UIとUXの違いを説明できる(記憶) ・基本的なUI設計ができる(適用) ・アクセシビリティ上の問題を識別できる(同定) ・AIによるUI評価結果を批判的に評価できる(評価)  ・UI設計の基本原則 ・アクセシビリティの基礎概念(知覚可能・操作可能) ・WCAGの考え方(概要) ・AIアクセシビリティチェックの限界 
【理解度確認】課題:ワイヤーフレーム提出
8 ・RWDの原則を説明できる(記憶) ・デバイス特性に応じたUI設計ができる(適用) ・アクセシビリティ上の問題を識別できる(同定) ・AIによるアクセシビリティチェック結果を評価できる(評価)  ・モバイルファーストの原則 ・ブレークポイント設計 ・WCAG 2.2の主要観点(概要) ・AIアクセシビリティ診断の限界と人間の補完 
【理解度確認】課題:ワイヤーフレーム、UIの改善点を記述
9 ・プロトタイプの目的を説明できる(記憶) ・目的に応じたプロトタイプを作成できる(適用) ・テスト結果を客観的に評価できる(評価) ・改善仮説を再構築できる(総合)  ・ユーザビリティテストの基本 ・観察と解釈の区別 ・AIによるフィードバック要約の検証 
【理解度確認】課題:簡易テスト実施→改善提案書を提出
10 ・制作工程を整理できる(記憶) ・WBSを作成し、タスクを分解できる(適用) ・計画の実現可能性を評価できる(評価) ・実行可能な制作計画を構築できる(総合)  ・WBSの基本 ・依存関係の整理 ・ガントチャートの作成 
【理解度確認】課題:WBSとガントチャートの提出
11 【グループワーク】調査・ニーズ統合 ・ニーズ整理手法を説明できる(記憶) ・ユーザー要求を構造化できる(適用) ・整理結果の妥当性を評価できる(評価) ・設計コンセプトを統合できる(総合)  ・KJ法の実践 ・要求の抽象化 ・コンセプト設計 ・AIを用いたリサーチ、分析 
【理解度確認】グループごとに進捗報告
12 【グループワーク】ペルソナの作成 ・ペルソナの役割を説明できる(記憶) ・調査結果を基にペルソナを構築できる(適用) ・ステレオタイプ的設定を識別できる(同定) ・ペルソナの妥当性を評価できる(評価)  ・調査結果からの人物像抽出 ・行動・目的・課題の整理 ・AIデータとペルソナとの比較検証 ・実在性・具体性チェック 
【理解度確認】課題:グループ毎に成果物を提出
13 【グループワーク】企画・設計 ・ペルソナに適した企画を作成できる(適用) ・サイト全体構造を設計できる(適用) ・UI一貫性を評価できる(評価) ・構造と体験を統合できる(総合)  ・価値提案の明確化 ・サイトマップ設計 ・主要画面ワイヤーフレーム作成 ・アクセシビリティ観点での設計確認 
【理解度確認】課題:グループ毎に成果物を提出
14 【グループワーク】プロトタイプ制作 ・プロトタイプを完成できる(適用) ・設計と成果物の差異を評価できる(評価) ・チーム成果を統合できる(総合)  ・最終プロトタイプ制作 ・最終ユーザビリティ確認 ・プレゼン準備 
【理解度確認】グループごとに進捗報告
15 【グループワーク】プレゼンテーション ・設計意図を論理的に説明できる(適用) ・他者の成果を批判的に評価できる(評価) ・設計プロセスを振り返り統合できる(総合)  ・最終プレゼンテーション ・質疑応答 ・相互評価 ・AI活用の振り返り 
【理解度確認】最終発表+自己評価レポート提出。