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シラバス

モバイルアプリケーション開発科 2026年度入学生

科目名 情報概論Ⅱ 作成日 2026/09/28
区分 必修 講義
開催時期・標準履修年次 1年次 後期
講義・演習駒数/週 1駒
実習・実験駒数/週 0駒
合計駒数/週 1駒
総時間数 30時間
総単位数 2単位
企業連携 無
授業の目的 ITエンジニアとして必要な基本的知識の一部を理解し身につける
到達目標 「情報概論Ⅰ」で学んだITの物理的・論理的な仕組み(テクノロジ系)を土台とし、システムをどのように開発・運用するか(マネジメント系)、およびITをビジネスでどう活用し、法律をどう守るか(ストラテジ系)を学習し、ITパスポートおよび基本情報技術者試験の経営・法務・開発手法・アルゴリズムの問題を一部解けるようになる。

評価項目 ①定期テスト ②小テスト ③レポート ④課題 ⑤作品 ⑥ポートフォリオ ⑦成果発表 ⑧その他
割合 90%  %  % 10%  %  %  %  %
評価基準
①授業で学んだ内容を理解していること ②ITに関連する用語について理解し、説明が出来ること
※上記に示した評価項目の割合(%)を基準に、総合評価点を算出して成績評価を行う。
※出席率が80%未満の場合は、評価対象としない。

担当教員 二宮 洋介
テキスト・参考文献 オリジナルテキスト
実務経験有無 有 
システムエンジニアとして要件定義から設計、開発などシステム開発のプロセスを一通り経験。その経験を踏まえながら、コンピュータについての基本的な知識について教育を行う。 
授業外学習
(予習・復習等)
予習:次回の授業範囲のテキストを確認する 復習:授業で扱った内容に関連する問題を解いて理解を深める。  履修前提
※自由選択科目のみ記載
  

授業計画

回数 学習目標 学習項目
1 コンピュータ内部でのデータの保持・管理構造を理解し、データ構造ごとの処理順序を説明できるようになる。  配列と連結リストの違いを学んだ後、スタック(LIFO)とキュー(FIFO)の概念、および二分木(親・子・葉、二分探索木)の構造について、日常の具体例(ブラウザの履歴等)を交えて学習する。 
【理解度確認】小テスト
2 目的のデータを見つける・並べ替えるための代表的なアルゴリズムの手順と、処理効率の違いを理解する。  データを検索する線形探索と二分探索の手順を比較し、さらにデータを順序立てて並べ替えるバブルソートなどの基本アルゴリズムについて、具体的な数値を用いたトレース(追跡)演習を行う。 
【理解度確認】小テスト
3 プログラムの基本的な制御構造を理解し、フローチャート(流れ図)から処理の結果を正しく導き出せるようになる。  順次・選択(条件分岐)・反復(繰り返し)の3つの制御構造とフローチャートの記号を学び、変数の値が処理ごとにどう変化するかを紙上で追いかけるトレース演習を徹底的に行う。 
【理解度確認】小テスト
4 システム開発の上流工程である要件定義の目的を理解し、業務プロセスを可視化する手法を説明できるようになる。  現状の業務課題を洗い出してシステム化の範囲を決める要件定義のプロセスを学び、データの流れを表すDFDや、利用者の視点を表すUML(ユースケース図等)の読解演習を行う。 
【理解度確認】小テスト
5 代表的なシステム開発手法の特徴を理解し、品質を担保するためのテスト手法と工程を説明できるようになる。  ウォーターフォールモデルとアジャイル開発(スクラム)のメリット・デメリットを比較し、V字モデルに基づいたテスト工程(単体・結合・総合)、およびホワイトボックス/ブラックボックステストの手法を学習する。 
【理解度確認】小テスト
6 プロジェクトを計画通りに進めるための管理手法と、想定されるリスクへの適切な対応策を立案できるようになる。  PMBOKの枠組みやWBSによる作業分解、ガントチャート・アローダイアグラムを用いた日程管理(クリティカルパス計算)を学ぶ。また、リスク対応の4分類(回避・軽減・転嫁・保有)について事例を通して学習する。 
【理解度確認】小テスト
7 完成したシステムの安定稼働を支える運用ルールと、客観的な視点でシステムを評価する監査の手続きを理解する。  ITILの概念やSLA(サービスレベル協定)、インシデント管理の手法を学んだ後、システム監査人の独立性や監査証拠の収集など、情報システムを適正に保つための枠組みを学習する。 
【理解度確認】小テスト
8 試験を行いこれまでの学習内容の知識定着度を確認する  試験実施 
【理解度確認】試験
9 企業の経営状態を分析する手法を理解し、市場における自社の立ち位置や販売戦略を論理的に説明できるようになる。  SWOT分析、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)、3C分析などの自社・競合分析ツールを学び、マーケティングミックス(4P)を用いた市場戦略の基礎について学習する。 
【理解度確認】小テスト
10 企業活動を支える業務システムと、電子商取引(EC)を成立させるためのデータ連携・識別技術を紐づけて理解する。  基幹系システム(ERP、SCM、CRM)の役割やB2B/B2CなどのEC形態を学んだ後、物流・決済を支える自動認識技術(QRコード・RFID)やEDI(電子データ交換)の仕組みを学習する。 
【理解度確認】小テスト
11 データをビジネスに活かす最新の枠組みを理解し、品質管理に用いられる統計・分析ツールを使い分けられるようになる。  DX推進やデザイン思考の概念を学んだ後、データ分析の基礎(平均値・中央値)や、業務改善に用いられるQC7つ道具(パレート図・特性要因図等)の用途を学習する。 
【理解度確認】小テスト
12 企業の財務状況を示す決算書の構造を理解し、利益を出すために必要な売上高を計算できるようになる。  貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の基本的な読み方、固定費と変動費の概念を学んだ上で、損益分岐点売上高を求める計算問題の演習を徹底的に行う。 
【理解度確認】小テスト
13 IT実務に関わる法律上のルールと遵守すべきコンプライアンス(法令遵守)を正しく判定できるようになる。  著作権法(プログラムやデータの保護範囲)、産業財産権、個人情報保護法の重要ポイントを学び、労働者派遣と請負の違い(偽装請負のリスク)について事例を交えて学習する。 
【理解度確認】小テスト
14 近年急速に普及するIT技術の動向と、それに伴う社会的なモラル・倫理課題を正しく説明できるようになる。また、これまでの内容を振り返る。  生成AI(プロンプトエンジニアリングやハルシネーション)、ディープフェイク対策、Webアクセシビリティ、グリーンITなど、テクノロジートレンドと情報倫理について学習する。 
【理解度確認】小テスト
15 試験を行いこれまでの学習内容の知識定着度を確認する  試験実施 
【理解度確認】小テスト