1. 学生インタビュー 塚田 七海さん

女性の学びなおし入学

内定先:株式会社pHスタジオ

塚田 七海

コンピュータグラフィックス科

長野県立長野県須坂高等学校卒業→
神田外語大学卒業

大学×専門学校、
どっちも活かす

内定先:株式会社pHスタジオ

塚田 七海

コンピュータグラフィックス科

長野県立長野県須坂高等学校卒業→
神田外語大学卒業

外国語や異文化に興味があり大学へ。
コロナ禍で留学を断念したことがきっかけで将来を見つめなおすことに

「語学と国際交流」×「CG技術」を掛け合わせた働き方がしたい!
憧れのアーティストを輩出した日本電子へ入学

秋季合同企業説明会で出会った企業とは、
お互いの希望をマッチさせて内定獲得

私はもともと外国語や異文化等に興味があり、大学では外国語学部に在籍していました。しかし、コロナ禍の影響で海外留学を断念することになったのですが、それがきっかけで自分の将来を見つめ直すことになりました。留学した後の「就職」に対しての考えが浅く、より真剣に向き合わなければならないことに気がついたのです。
そこで、あくまで趣味として好きだった「絵を描くこと」や「ものを作ること」を具体的な技術に昇華させたいという思いが芽生えました。CGの技術は国内外問わず通用するものなので、語学と国際交流の経験、そしてCG技術を掛け算した働き方がしたいという想いでCG分野に飛び込みました。

 日本電子に入学を決めた要因の一つは、コンセプトアーティストとして活躍する田島光二さんへの憧れでした。田島さんも初心者からスタートして海外進出を目指していたことや「もう後はない」という気持ちを持っていたことなど、スタート地点の考え方で自分と共通点が多いと感じていました。そんな素晴らしいアーティストが成長してきた環境で自分自身を磨き、多くの人に認められる実力を身につけたいと思い、コンピュータグラフィックス科へ入学を決めました。

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  • お金(学費が支払えるか?)

    大学卒業後、就職せずに進学して専門学校に通っているという状況に、常に後ろめたさのような気持ちはありました。家族に大きな経済的負担をかけてしまっている反面、自分はまだ就職もせず、のんきに学生をやっていて本当にいいのかといつも考えていました。ですが、「崖っぷち感」に引き締められて頑張れた部分は大きいと思います。 これ以上家族に迷惑はかけられないと考え、絵を描くことが好きだったことを活かして日本電子の「美術特待生制度」も利用して入学手続時納入金の一部免除を受けたり、「日本学生支援機構の奨学金制度」も活用して、できる限り家族への負担を軽減するようにしました。

日本電子での学び 写真

1年次の学期末には進級制作発表会が開催されます。その際、自分の動画作品が表彰されたことが思い出として残っています。私は初回の授業でPCのシャットダウンの仕方すらわからなかったほどの初心者でしたが、入選することを目標として学業に励んできました。具体的な目標を立て、さらに「負けず嫌い」という自分の性格を利用することで自分を奮い立たせ、これまで何をしても中途半端だと感じていた自分自身を変えたかった気持ちは強かったと思います。私は飲み込みが早い方ではないため、その分、積極的に放課後の実習室を利用して学業に励んだほか、授業で習っていない内容も自主的に調べて作品に取り入れていきました。その結果、進級時には無事に目標を達成することができました。

時間割

  1限目
9:20~
10:50
1限目
11:00~
12:30
3限目
13:30~
15:00
4限目
15:10〜
16:40
MON モデリングⅠ
(実習)
モデリングⅠ
(実習)
構造研究
TUE 観察技法Ⅰ 観察技法Ⅰ プリプロダクションⅠ
WED 表現技法Ⅰ
(実習)
表現技法Ⅰ
(実習)
就職活動リテラシーⅠ ホームルーム
THU モーションⅠ
(実習)
セットアップⅠ
(実習)Ⅰ
検定対策Ⅰ エクステンション※
FRI 編集技法Ⅰ
(実習)
編集技法Ⅰ
(実習)
アニメーション講義Ⅰ エクステンション※
MON TUE WED THU FRI
1限目9:20~
10:50
モデリングⅠ
(実習)
観察技法Ⅰ 表現技法Ⅰ
(実習)
モーションⅠ
(実習)
編集技法Ⅰ
(実習)
1限目11:00~
12:30
モデリングⅠ
(実習)
観察技法Ⅰ 表現技法Ⅰ
(実習)
セットアップⅠ
(実習)Ⅰ
編集技法Ⅰ
(実習)
3限目13:30~
15:00
構造研究 プリプロダクションⅠ 就職活動リテラシーⅠ 検定対策Ⅰ アニメーション講義Ⅰ
4限目15:10〜
16:40
ホームルーム エクステンション※ エクステンション※

日本電子で取得した資格

  • CGクリエイター検定 ベーシック
  • ビジネス能力検定ジョブパス3級

井田さん 応援メッセージ写真

CG・映像分野の就職活動においては、ポートフォリオ(作品集)が欠かせません。私は、一つ一つの作品に力を入れて制作していた分、作品数が少なく、ポートフォリオがなかなか完成できず、焦りを感じていたこともありました。内定をいただいた企業との出会いは、2年次の10月に行われた秋季合同企業説明会。その企業では海外のクライアントとやり取りをする機会が比較的多く、日本電子と大学の双方での経験を活かして働きたいと考えていたため、お互いの希望がマッチする形で、最終的には内定をいただけました。
現在、入学を検討されている方で、学科の内容とは異なる経験や技術を持っている方は、それを“強み”として就職活動で活かせると思います。
 
また、CG・映像分野には似たような学科があります。私は、事前に職員に相談したりすることで、希望の学科に入学できてよかったと思います。悩んでいるのであれば、学校側に相談してみるといいと思います。