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スポーツフェスティバル2023 コンピュータグラフィックス科学生大活躍!

TOKYO DOMEでスポーツフェスティバルが開催されたスポーツフェスティバル!
今年は、新しい試みとして、「HANAちゃん」(3DCGキャラクタ)のリアルタイム応援が会場をさらに盛り上げてくれました。「HANAちゃん」は、今回の応援のためにコンピュータグラフィックス科の学生たちの手によって生まれた3DCGのキャラクタ表示システムで、キャラクタ・デザインからシステム構築、当日のリアルタイム応援での演技まで、学生が大活躍してくれました。


感染防止の観点から2020年度から中止されていたスポーツフェスティバルでしたが、今年は4年ぶりに開催されました。フィールドでも、裏方でも、学生たちのアクティブで楽しい笑顔があふれました。

◆概要:第26回スポーツフェスティバル概要 https://event.jec.ac.jp/spofes/

画像内左側 3DCGキャラクター HANAちゃん

スポーツフェスティバルは、TOKYO DOMEという広い会場でスムーズに楽しく競技を進行するために、いろいろな委員に分かれて何か月も前から準備をします。その中で、今回は、CG科の学生3名と教員2名の合同チームによる「HANAちゃん」が大画面で会場を盛り上げました。

このシステムは、学生たちがデザイン・制作した3DCGキャラクタに、コンピュータグラフィックス科の笹田先生オリジナルの表示プログラムによって構成されるもので、カメラで読み込んだアクターの動作と、デバイスのボタンによる表情の変化を、リアルタイムで3DCGモデルHANAちゃんに伝えるものです。

委員の学生(CG科2年の川口さん・田窪さん・大河内さん。)

当日は、PCやカメラ等の機材を設置し、3塁ベンチが仮設のスタジオになりました。
委員の学生は、「HANAちゃん」の身体の動きと、PCからの表情切替を3塁スタジオから行い、息ぴったりのオペレーションで、準備運動から閉会式までを盛り上げました

6月から、授業や就職活動の合間をぬって頑張った委員学生たちですが、感想を聞いてみたところ「当日上手くやれるか不安もありましたが、東京ドームの大きなスクリーンに自分たちの作ったキャラクタが映し出された時、安心と達成感がありました!」とのことでした。

大規模映像システム(※1)を使ったモーショングラフィックス(CG映像制作科の学生と先生による)とともに、手作りの映像が、楽しくダイナミックに多くの人を盛り上げる瞬間を目の当たりにした体験。コロナ禍で息をひそめて学びを進めてきた学生たちにとって、映像制作を学ぶための大きなエネルギーになったのではと想像します。

※1)解説:TOKYO DOME映像設備と本校の映像系学科の教育

スポーツフェスティバルでは、参加者が学生数約3000人が楽しくスムーズに競技を進めることが必要で、TOKYO DOMEのような広い会場では情報の提示や伝達の工夫が必要です。そこで、過去のスポーツフェスティバルでも、CG・映像制作を学ぶ学生も委員となって、会場の大画面に競技のルールを説明するCG映像や、競技の中継、得点などを表示し、運営と会場の盛り上げをサポートし、この体験をCGや映像制作を学ぶ学生のチャレンジと経験の場としても活かしてきた歴史があります。

今回は、TOKYO DOMEでの2024年夏のリニューアルを受け、フェンスの上部約3分の1にあたる1.28メートルがリボンビジョンが大型のメインビジョンと連動するというより大規模で華やかなシステムをお借りすることができ、過去になく迫力のある演出が可能になりました。

「電子学園ウルトラクイズ」。わかりそうでわからない学校についての難問奇問に往左往する学生の様子が大型ビジョンに写され、観覧側の学生も楽しんで応援できました。

コンピュータグラフィックス科教員・スポーツフェスティバル2023映像出力チーム 師井

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