ゲームが好きだったことから、プログラミングにも興味を持っていましたが、心から学んでみたいと思うようになったのは高校に入ってからでした。中学時代の第一希望は部活が強い私立高校。しかし、経済的な理由から受験できず、半ば投げやりに家から近い商業高校を選びました。高校へ入学後、学びの内容や校風が肌に合わないと感じはじめたころに、「自分が本当に興味を持って学びたいことは何だろう」と真剣に考えるようになりました。その時、ふと浮かんだものが「プログラミング」でした。他の高校に通っていた友人がJavaを学んでいたため、教科書を見せてもらったり、話しを聞いているうちに、もっと知りたいと思うようになりました。

特に、日常的に使用されているスマートフォン向けのプログラムを書けるようになってみたいと、自分が本当にやってみたいことが明確になりました。気が付いたら、IT分野の学校の資料を請求していましたね（笑）。日本電子専門学校を知ったのもこの時でした。
  スマートフォンアプリに特化したモバイルアプリケーション開発科（旧：ケータイ・アプリケーション科）にとても惹かれたことは言うまでもないですね。

入学に際して乗り越えるべき壁がありました。それが通学です。私の実家は、日本電子まで片道3時間以上かかる静岡県沼津市。高校中退直後は、専門学校へ入学すると同時に一人暮らしをする予定だったのですが、コロナ禍であったことから両親から反対の声も…。「入学したいなら家からの通いなさい」と言われ、最初は迷いました。でも、中学生の頃のように「もう妥協したくない！」と思い、入学を決めました。片道3時間以上かかる通学はもちろん大変です。それでも、学びたいことを学べるのはやはり楽しく、この学校を選んだのは間違いじゃなかったと思っています。