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金賞受賞!ものづくりIT職種〈競技編〉

7月27から28日に行われた、若年者ものづくり競技大会にて、業務用ITソフトウェア・ソリューションズ職種で情報システム開発科の山本さんが金賞を受賞しました!!
前回の記事に続いて競技の様子についてご紹介します。<リンク:準備編

⬛️競技について

競技は2日間にわたって行われるハードなものです(初日が3時間、2日目が4時間+1.5時間)。しかも、競技という特性上、通常はインターネットに繋いで行う開発が、競技の環境では接続することができません。そういった意味でもとても難しい競技です。
その代わり、ノートや参考書を計3冊持ち込みことができます。山本さんは、準備段階で色々と書き込んだノートと参考書を2冊持ち込みました。

⬛️競技初日

初日はデータベース作成と設計を行う競技課題でした。しかし、競技開始早々に、トラブル発生です。競技準備で使用していた環境と、競技pcの環境が異なっていたため、トレーニング時の作業手順ではデータベースが使えないという問題が起きてしまいました。通常の開発でもトラブルはつきもので、その際にはネットで調べて対処することが多いです。しかし競技の環境ではネットに繋がらないため試行錯誤しながら何とかトラブルを回避することが出来ました。

初日の課題は、一通りの画面設計までは行ったものの、設計書として綺麗に資料にまとめる所までは出来なかったようです(選手談)。 ただ、3時間という限られた時間で設計書までまとめ上げるのは仕事でシステム開発をしている人でも至難の業だろうと思います。

競技が終わった後も、夜遅くまで会議室で翌日の対策を行いました。対策では、何を優先して開発するのかということと、いかに分かりやすく設計を審査員に伝えるかということを意識して準備しました。

※データベース:データを保存するソフトのことで、競技ではこのデータベースにどの様に保存するかという設計も行います。

⬛︎競技2日目

2日目は機能のプログラミングと初日に出来なかった設計書の作成を行っていきます。簡単にですが2日目にプログラミング課題をご紹介します。課題の内容は、広島市の携帯電話が圏内の人口カバー率を求めるというものです。難しいのは携帯の電波の届く範囲は円状だということです。そのままの円で計算するのは難しいので各選手は計算の方法を色々と考えていたようです。(これをアルゴリズムと呼び、これを提案することも競技課題の一つでした。)山本さんは下図のように円状に近い形を小さな四角を組み合わせて電波の届く範囲を計算するアルゴリズムを提案しました。

競技の最終課題ではプレゼンテーションが行われました。5分間の持ち時間で提案するシステムについて説明を行います。
プレゼンテーションについては、6月末に模擬競技課題が公開された後、放課後の競技対策で携帯の基地局管理にはどんな機能が必要かについてディスカッションしてきた内容が活きたように思います。というのも、競技課題では将来的な拡張機能についても検討するように出題されたためです。プレゼンテーションでは、基地局の追加・更新機能や、地形・交通情報の表示機能などを拡張機能としてあげました。
この部分はシステム開発の奥深いところで、ユーザーが現時点では気がついていないけれど将来的に必要になるような機能を提案したり、機能追加しやすいような設計をしていく必要があります。

⬛️ 結果発表

翌日web上で結果発表がありました。なんと、「金賞/厚生労働大臣賞」!プロジェクトメンバー全員が歓喜に沸きました(夏休み期間なのでチャットでですが‥笑)。 広島での期間、観光もせずメンバー一丸となって競技準備・対策を行った甲斐がありました。(自由時間は飛行機に乗る前の1時間だけ!)
今回、システム開発の競技に参加する機会が持てたことは貴重な体験だと思います。是非、山本さん、野田さんにはこの経験を生かして来年4月からの社会人生活で更なる活躍を期待しています。(とはいえ、まだ後期には卒業制作というシステムを1から作る大変な授業がありますが、、、)

⬛️進路検討中の方へ

情報システム開発科では、今回の競技で紹介したような、設計やプログラミングを習得できるカリキュラムとなっています。もし興味がありましたら是非体験入学に遊びに来てください。
また、アプリ開発についてはケータイ・アプリケーション科では実際に動くアプリを作る体験授業を行っています。こちらもぜひ!

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