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- 2019/01/31
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- 高度電気工学科(募集終了学科)
[高度][工学]全国専門学校ロボット競技会で準優勝しました。(前編)
2018年12月21日(金)、国立オリンピック記念青少年総合センターで
第27回全国専門学校ロボット競技会が開催されました。
<第27回全国専門学校ロボット競技会 公式サイト>
https://www.invite.gr.jp/news/27robo/index.html
※全国専門学校ロボット競技会(スチールファイト)とは、ソフトウェア、ハードウェア、
有線ロボット、二足歩行ロボット部門の4部門で技術力を競う競技大会です。
専門学校等に在籍する学生が、日頃培った技術の成果を発表することによって、勉学意欲向上、
創造性発揮、学生間の人的・教育的交流を促進すること等を目的としています。
電気工学科・高度電気工学科では、課外活動として本競技会の
自律型ロボット対戦競技ソフトウェア部門に毎年参加しています。
それは、電気工学の勉強だけでなく、ものづくりにも挑戦してもらい
幅広い技術や視野を持った技術者に成って欲しいという想いがあるからです。
今年は、ソフトウェア部門に加え、ハードウェア部門、及び有線型ロボット部門に初めて参加しました。
結果は、ソフトウェア部門で準優勝、ハード部門で3位に入賞を果たし、さらに有線部門では
優秀メカニック賞を受賞しました!
受賞チームの詳細は、下記の通りです。
<入賞チーム>
■ソフトウェア部門準優勝 チーム名『エレキッズ』
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/01/31/180701n.jpg)
左から安齋君、奥村君、碓井君、薄田君
■ハードウェア部門第3位 チーム名『SYN1』
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/01/31/180702n.jpg)
左から、仁平さん、関根さん、尹さん
■有線ロボット部門優秀メカニック賞 チーム名『EAGLE』
左から、朴君、佐藤君、大出君
本記事(前編)では、競技会当日までの練習風景をお伝えします。
練習は、3-4人のチームに分かれて、主に放課後の時間を使い実施しました。
競技会に参加するにあたり、まずは、競技内容の確認です。
チーム毎にルールの確認を行いました。
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/01/31/180704n.jpg)
競技内容の確認をしている様子
次に、ロボットの組み立てです。
部品が百個以上あるため、「部品数の確認」、「組み立て手順の確認」など、
チームで役割分担して進めていました。
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/01/31/180705n.jpg)
ロボットの組み立てをする様子
次に、練習用コースの作成です。本番のコースと同じ寸法となるように、
細心の注意を払って製作しています。間違いがないように、複数人で確認しながら
ロボットが走行するボードに寸法を書き込み、カットしてつなぎ合わせます。
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/01/31/180706n_uP7koQh.jpg)
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/01/31/180707n.jpg)
寸法を書く様子 ボードをカットする様子
コースの土台が完成しました!簡単に見えますが、複数人で一つの物を作る難しさを
感じることができたと思います。
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/02/01/180708n.jpg)
ロボットを走行させる様子
コースができたら、次はプログラミングです。ソフトウェア部門の課題は、
ペットボトルを指定の位置まで運び、その個数とタイムを競う内容です。
ロボットは、距離を測定する超音波センサー、床面の色を識別するカラーセンサー、
ロボットが向いている方向を検出するジャイロセンサー等を搭載しています。
これらのセンサーの出力値を活かしたプログラムを作り、ロボットを操作します。
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/02/01/180709n.jpg)
プログラミングをする様子
一方、有線ロボット部門・ハードウェア部門は、ロボットの機構を考え、
パーツの選定からスタートします。
試作と失敗を繰り替えし、少しずつ競技会で戦える状態に調整していきます。
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/02/01/180710n.jpg)
試作機を製作する様子
有線型ロボット部門の課題は、カラーボールを飛ばして目標となる箱に入れることです。
そのため、ボールを飛ばすための機構(バネの力で飛ばす、風で飛ばす、回転するローラーで挟んで飛ばす等)
が非常に重要です。今回は、回転するローラーとボールを接触させる機構にしました。
そのため、加速したボールを狙った方向に導くための砲台選びに苦戦していたようです。
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/02/01/180711n.jpg)
様々な砲台を試す様子
写真からわかるように、学生達は、工夫を重ね、チームで協力し、さらに楽しみながら
本競技会に参加していました。
一方、資格試験が重なる時期でもあるため、空き時間には、一緒に勉強している姿も見られました。
![](https://www.jec.ac.jp/media/uploads/2019/02/01/180712n.jpg)
練習の合間を縫って勉強する様子
チームメンバーとスケジュール調整をして、中間テスト、資格勉強、
アルバイトなど上手くバランスを取りながら取り組んでいたと思います。
以上が、ロボット競技会の練習風景になります。
中編では、大会当日の様子を記事にしたいと思います。
高度電気工学科・電気工学科では、学科ブログだけでなくyoutubeでも、
学生生活の様子を配信しています。
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