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【新入生の皆様へ】続・電気工学の資格紹介

電気工学科・高度電気工学科の新入生の皆さま


前回に続いて、今回も入学後に目指す資格試験を紹介します。
電気のプロを目指すうえで、前回メインの資格として紹介した
電気工事士と電気主任技術者は全員が挑戦しますが、今回は
志望する業界別に挑戦するサブの資格を説明していきます。
 

 

サブ資格(業界に合わせて挑戦)


④二級ボイラー技士

 ビルなどで給湯や暖房に使われる設備をボイラーといいます。
 石油などの液体燃料などで大量にお湯を沸かす「やかん」の
 イメージ
です。ボイラーの大きさに応じてボイラー技士の
 資格が必要なので、「設備管理」を希望する人向けです。

 二級ボイラーの免許は、毎月行われる筆記試験に合格し、
 実技講習を受講すれば取得
できます。ボイラーは電気の
 世界でも火力発電に使われているため、関連技術の学習に
 受験するのもおすすめです。

 

⑤二級施工管理技士(電気工事、電気通信工事、管工事、土木工事)

 電気工事や通信工事など、様々な種類の工事をするには
 建設業の許可が必要です。施工管理技士は事業の続ける
 ために現場で無くてはならない
存在なので、工事業界で
 施工管理の仕事を目指す人
が取得を目指します。

 資格の種類には電気工事に加え、配管の工事に必要となる
 管工事施工など全部で七種類あるため、目指す業界や会社に
 応じ、受験する資格を選びます。

 施工管理技士は「学科試験」と「実地試験」に分かれて
 いて、両方合格すると免許を取得
できます。ただし、
 実地試験は施工管理の実務内容も関係してくるため、
 学生のうちは学科試験のみの受験となります。

 

⑥第三種冷凍機械責任者

 建物において暖房設備にボイラー技士が対応しているのと
 同じように、冷房設備に必要な資格が冷凍機械責任者です。
 冷やすためには冷媒というガスが使われているため、規模に
 応じてこの資格が必要になります。

 身近なところでは冷蔵庫が冷凍機と同じ動きをしています。
 (たまに冷蔵庫から「ブーン」とうなり音が聞こえると
  思いますが、あれも冷媒を機械で圧縮しています)
 また最近話題のヒートポンプも同じ原理を使います。

 この資格も冷凍機械を使う施設管理で必要とされ、筆記試験を
 合格すれば免許が取得
できるため、多くの学生が挑戦します。
 また冷房の仕組みも学べるため、建築設備についても知識を
 つけることもできます。

 

⑦工事担任者

 通信回線と端末設備(モジュラージャックなど、通信用に
 使う機器のこと)を接続するために必要です。回線の種類に
 よってDD、AIの二種類があり、加えてどちらも工事できる
 「総合種」もあります。筆記試験を受験して合格することで
 免許を取得
することをできます。

 インターネットを使うために家庭にモデム(光回線はONU)や
 ルーターを接続するための資格
となっているため、大規模な
 回線だけでなく日常生活にも深くかかわっている資格です。
 そのため、通信業界を志望する人に加え、電気工事について
 仕事の幅を広げたいと考える人も受験しています。

 

⑧第一級陸上特殊無線技士

 工事担任者と同じくこちらも通信系の資格ですが、無線通信を
 取り扱うためのものです。無線通信の「送信出力(空中線電力)」
 と「周波数」について、免許に応じて区分されています。

 例として、携帯電話の基地局などは第一級陸上特殊無線技士
 この頃流行りのドローン(産業用)は第三級陸上特殊無線技士
 必要となるため、対応した無線資格を取得する必要があります。

 筆記試験に合格すると取得することができるため、通信業界を
 目指す
学生や、電気の知識を広げたい学生が受験しています。

 

⑨消防設備士

 建物の安全を守るために設置されている消火器や消火栓など
 総称して消防設備と呼びます。これらの設備は定期的に点検
 しなければならず、点検には消防設備士乙種が必要
です。
 また、工事する場合は消防設備士甲種の資格が求められます。
 
 消防設備に様々な種類があるように、消防設備士の資格にも
 多くの種類があります。例えば、消火栓やスプリンクラーは
 第一類、避難はしごなどは第五類と分類されています。

 電気科では専攻分野に即した第四類の自動火災報知設備
 挑戦する学生が多くいます。消防設備業界だけでなく、
 幅広い設備の知識が必要な施設管理、工事業界において
 この資格を役立てることができます。

 試験内容はマーク式の筆記試験と、記述式の実技試験
 なっていて、両方同時に合格すると免許を取得できます。

 

➉危険物取扱責任者(乙種)

 街中で走るトラックで、たまに「危」マークを付けていることが
 あります。ガソリンなど、危険性の高い液体は引火性液体といい、
 貯蔵や運搬等は資格を取得した人がやらなければいけない
ことに
 なっていて、このような場合にこの資格が必要になります。

 燃料を大量に使うプラント(工場)設備や、大きなビルなどの
 施設管理
では重油などの燃料が使われるため、管理に必要な
 危険物取扱者乙種四類の資格必要です。ガソリンスタンドの
 アルバイトでも重宝される資格です。なお、その他にも危険物
 乙種一、二、三、五、六類があり、取り扱う危険物に応じて
 取得していきます。(本校では乙四以外はあまりいませんが…)

 乙種四類の試験は年に数十回実施されていて、筆記試験に
 合格すると免許を取得
することができます。

 

 

以上です、まずはいろいろな資格があることを知っていただければ。
学校が始まったら、目指す業界に合わせて資格を取れるように、
教員と二人三脚でがんばりましょう!
次回は電気工事士試験の概要と勉強内容です、それではまた。

 

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 第一回 電気工学科・高度電気工学科の教員紹介
 第二回 【新入生の皆様へ】電気工学の資格紹介

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