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【新入生の皆さんへ】授業紹介「グラフィック実習1」

新入生の皆さんこんにちは!今回は授業「グラフィック実習1」をご紹介をいたします。

グラフィックデザイナーになるために必須のソフトウエアと言えば、Adobe Photoshop,Illustrator,InDesign

これらのグラフィック系のソフトウエアの中でもPhotoshop,Illustratorを学ぶのが「グラフィック実習1」です。

1年生の時間割でも最も時間を多く設定されており、1週間に4時間学びます。

この1年生前期のメイン科目の1つである授業でどのようなことを学ぶのかご紹介いたします。

Adobe Photoshop,Illustratorの操作方法を学ぶ

この授業ではプロ用のグラフィックツールを学びます。豊富な機能がありマスターするのは大変ですが、授業では初心者でも安心して学べる工夫がされています。

(1)段階的に学ぶ

Photoshopの操作練習では、基本的な色彩調整などから、応用的な写真合成などまで段階を追って学んでいきます。授業では実務で必要となる機能を重点的に学ぶので効率よくスキルを身につけることができます。

(2)豊富な作品課題

全15回の授業も中程になってくると、全ての学生がツールを使いこなせるようになってきます。この段階からは豊富な作品制作を通じて、実践的な学習に入ります。Photoshop課題では写真の補正や合成に関する課題を、Illustrator課題ではロゴや地図、名刺やカードのデザインなどにチャレンジします。

2年生の先輩が昨年制作した作品を一部ご紹介いたします。

1.Illustrator課題「文字のデザイン」

課題説明:アルファベットをある一定のルールを決め統一感ある書体としてデザインする課題です。自分でデザインした文字でパッケージのロゴを制作するなど、さらに発展課題を制作した先輩たちもいます。

畑原 真由美(2年生) 畑原 真由美(2年生)
「波フォント」小島 花琳(2年生) 「波フォント」小島 花琳(2年生)

 

2.Illustrator課題「スポーツ大会スタッフTシャツのためのロゴデザイン」
課題説明:毎年開催される全校イベント「スポーツフェスティバル」のスタッフTシャツのためのロゴデザインです。アイデアを紙にスケッチしてその後Illustratorで完成させました。

畑原 真由美(2年生) 小島 花琳(2年生)

 

3.Illustrator課題「CGコンテスト応募作品」

課題説明:授業の後半で制作した作品で、IllustratorとPhotoshopを両方使用して制作した作品です。学生CGコンテストに応募することを目標に制作しました。

畑原 真由美(2年生)

4.Illustrator課題

「地図のデザイン」小島 花琳(2年生)

「名刺のデザイン」小島 花琳(2年生)

(3)学んだ知識を生かす応用課題

授業も終盤になると応用的な課題にチャレンジします。昨年度は「幻想的な世界」というお題が出され、複数枚の写真を合成して非現実的な空想世界を描く作品にチャレンジしました。

Photoshop課題「幻想的な世界」

課題説明:「幻想的な世界」

複数の写真を合成して仮想の世界観を表現した作品です。授業の後半に取り組んだ作品なので、随分Photoshopを使いこなしている様子が伺える作品です。この課題は後期の授業で「イベント用告知ポスター」として再利用し、作品に仕上げられました。

畑原 真由美(2年生) 小島 花琳(2年生)

 

Illustratorの応用課題

Illustratorの応用課題として「ハイジアクリスマスバナーコンテスト」「色彩検定ポスターコンテスト」への応募作品づくりに取り組みました。

「ハイジアクリスマスバナー」小島 花琳(2年生)

「色彩検定ポスター」小島 花琳(2年生)

 

番外編「1年間学ぶとこんな作品もできるぞ!」自主課題紹介

1年生の学習も後半になると、就職活動に向けて「ポートフォリオ」を制作します。「ポートフォリオ」とは、自身の作品をまとめた作品集を指します。就職活動時に自分の作風やスキルをアピールする材料として活用します。

このポートフォリオの制作に際しては「自主課題」を制作することが大切になります。授業課題で制作した作品は、クラスメイトの全員が収録するので、自身の個性や強みをアピールするために「自主課題」を制作します。

今回、2年生の小島花琳さんが自主課題についても作品を提供してくれたので紹介します。

イラスト1 イラスト2
イラスト3 イラスト4
イラスト5 イラスト6
 
タイポグラフィー  

1年間学ぶとこんなに素敵な作品を制作できるようになるんですね!新入生の皆さんも頑張って学んでいきましょう。

 

グラフィックデザインの基礎を学ぶ

(1)デジタルデータの作成方法を学ぶ

作成しようとする作品が紙媒体なのかWeb媒体なのかで、データの作り方が大きく異なってきます。授業ではデータの作り方やファイルの管理の仕方まで、プロのクリエイターになるために必要な知識を学びます。

(2)色彩やフォントなど基礎デザインを学ぶ

豊富な課題制作を通して、色彩設計やフォントの選び方などを学びます。見る人に印象付けるための色の使い方、フォントの選び方を学ぶことで、制作したグラフィック作品を引き立たせることができます。

(3)クリエイティブマインドを学ぶ

この授業をメインで担当してくださる先生はGraphersRockで有名な岩屋民穂先生です。日頃のお仕事経験からプロのクリエイターに求められるマインドについても学ぶことができます。授業では岩屋先生が手がけられたお仕事について話を聞く時間もあり、制作現場のリアルさが伝わる楽しい時間です。授業が終わるのを待って、岩屋先生を質問ぜめにする学生たちも増えてきました。

このように、「グラフィックデザイン実習1」では「ソフトウエアを使いこなすスキル」と「グラフィックデザインの知識マインド」の両側面を学ぶことができます。

次回の学科ブログ更新日

次回の学科ブログは5月11日(月)です。次回は「デッサン」の授業について紹介します。

 

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